県政報告会

2021.11.17

11月14日、教育関係者の方々にお集まりいただき、県政報告会を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大により、大人数の集会ができない状況が続く中、せめて出身組織である教育関係のみなさんには教育関係課題と現状をお知らせしたいと思いました。
県内に設立が進められている夜間中学、ヤングケアラーとして厳しい生活環境にある子どもへの支援、小学校の教科担任制等について、自分の考えを交えながら報告をさせていただきました。
夜間中学は義務教育を完結できなかった方々や外国籍ながら日本に居住し働く方々に対して、学びの機会を確保するものです。県内に磐田市と三島市の2か所に開設されますが、そこで学ぶ生徒にとって充実感が得られるように環境整備をする必要があります。
ヤングケアラーの問題は最近になって顕在化されてきた問題ですが、これまでも潜在的にあったことでもあります。そのことが経済格差の拡大によって顕著になってきたと考えられます。切実な問題として受け止め、支援の体制を整えることが急務です。
小学校の教科担任制は一見良い制度と思われがちですが、慎重に対応すべきことです。学校現場に勤務していたからこそわかる経験を生かして、円滑な導入につながるように努めていきたいと思います。